通夜をカトリックセンターで行われる場合、何人か宿泊することも出来ます。
葬儀費用・施設使用料などは下記資料をご参照の上
不明な点に関しては教会窓口の係員にお尋ねください。
TEL 089-921-1849
カトリック葬儀ミサの意義
「キリストのうちにわたしたちの復活の希望は輝き、
死を悲しむ者も、とこしえのいのちの約束によって慰められます。
信じる者にとって死は滅びではなく、新たないのちへの門であり、
地上の生活を終わった後も、天に永遠のすみかが備えられています」。
(『ローマ・ミサ典礼書』死者の叙唱1より)
この言葉(叙唱)は、葬儀ミサ、追悼ミサのときに用いられるもので、
死に対するキリスト教的な考え方、その意義がよく表わされています。
正面にともされた復活のろうそく。
生花に囲まれた棺が祭壇の前に置かれ、司式司祭がその周りを聖水で清め、
香炉をくゆらせながら静かに回るとき、鎮魂の歌が聖堂に響く…。
祈り合う家族、参列者は、愛する人を失った悲しみのうちにも、死者が永遠のいのちにあずかって
天国に旅立つという信仰に支えられて、その表情には安らぎさえ感じられます。
死は誰にとっても悲しいことですが、この光景からお分かりのように、
カトリックの葬儀・告別式は〝希望のある悲しみ〟と言えるでしょう。
葬儀はもちろん、亡くなった人に対し尊敬と感謝を表わします。
また同時に、ご遺族、参列者は希望と慰めにあずかるのです。
「葬儀は死んだ人のためよりも、生きている人のためにある」と聖アウグスティヌスは言っています。
死者のために祈りながら、いずれは死を迎える私たち自身の信仰と希望を確認し、
「私たちのために祈ってください」と、取次ぎを願う大切なときなのです。
カトリック松山教会では葬儀委員会が、依頼された葬儀業者と共に
通夜から葬儀・告別式の段取りをお手伝いします。
遺族から連絡があると、司式司祭、ご遺族を交え日程や内容などを打ち合わせます。
ご遺族の意向を尊重し、滞りなく務めますのでご安心ください。
亡くなった方が信者でなくても、ご遺族が望まれる場合は
カトリックの葬儀を執り行うことが出来ます。お気軽にご相談ください。